今、終末期ケア専門士という資格の取得に挑戦しようとしています。
きっかけは、父親の病気でした。
体調の変化があった翌日に、実家の担当の地域包括センターに相談し、介護保険の申請を行い、担当ケアマネが決定する等、慌ただしくはなりましたが、自分が出来る限りの事は出来ました。
それから1か月も経たない内に、再び救急搬送の必要性が出てきてしまい、救急搬送し検査したところ、入院する事になりました。
救急搬送した翌日に精密検査の予約がとれていた為行う事が出来たのですが、1万人に1人の確率の病気を患っている事が判明し、大学病院に転院し治療する事が決まりました。
大学病院では、検査や手術等の治療で辛い思いをしてしまうのは避けられない事、体力的に耐えられるかどうかという事、後遺症が残ってしまう可能性が高いという事から辛い治療をするよりも療養を勧められ、余命宣告を受けました。
日々弱っていく父の姿を見ているのもそうですが、余命宣告を受けた時は、私も同席していた母も涙が止まらなくなりました。
介護の道に進むきっかけが両親の高齢でした。
仕事での経験が役に立てているように思えるので後悔というか悔いは残らないように動けているのではないかと思いますが…
終末期にも自分なりに何か出来るように、最期まで悔いが残らないようにとの思いで、勉強に取り組んでいきたいと思っています。